骨密度を高める治療薬
骨密度を高める薬には、ビスフォスフォネート製剤やイプリフラボン製剤、ビタミンK製剤などがあります。
ビスフォスフォネート製剤(ダイドロネル)は、骨吸収を抑える働きが非常に強く、骨粗鬆症治療薬として大いに期待されています。ビスフォスフォネートは、骨が壊される時にむき出しとなった骨の表面に付着する性質があり、骨を壊す細胞の中に入り込んで骨が壊れるのを防ぐ働きをします。
イプリフラボン製剤は、アルファルファ(ムラサキウマギゴヤシ)という牧草に含まれるイソフラボンを合成した薬剤です。イプリフラボンのエストロゲン作用は弱く、骨量を増やす働きはあまり強くありませんが、骨量を減らさないように維持したり、背中や腰の痛みを軽くしたりする作用が期待できます。
ビタミンK製剤は、骨密度を上昇させる作用があります。ただし、ビタミンK製剤は単独では骨密度の上昇作用はあまり強くなく、活性型ビミタンD製剤と併用する使い方が多いようです。