骨の若さ
卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンは、女性らしさの源であり、排卵と月経という女性特有の性のリズムを作り出す重要なホルモンです。そしてエストロゲンは、骨の健康にも大きな影響を与えています。
骨は新しく作られたり、古くなって壊されたりという代謝が繰り返されていますが、この時に骨が壊されるのを防ぐのがエストロゲンです。そのため女性は、卵巣が活発に働いてエストロゲンが豊富に分泌されている間は、骨も若々しさを保つことができます。
しかし、40代から50代になって生理的に卵巣の働きが低下すると、エストロゲンの量も少なくなって骨は弱くなっていきます。更年期を迎えた女性に骨粗鬆症が多くなるのも、閉経とともに卵巣から分泌されるエストロゲンの量が急激に少なくなるためなのです。また、もっと若い年齢であっても、何らかの原因で卵巣の働きが低下すると骨は年齢不相応に老化してしまいます。