骨の再生

骨の再生

骨は古い骨が削られて新しい骨が作られ、日々確実に再生が繰り返されています。骨の形成と破壊を担っているのは、骨芽細胞と破骨細胞という骨の成分です。骨の主な原料はカルシウムとコラーゲンですが、カルシウムを溶かしたりコラーゲンを切ったりして骨を壊すのが破骨細胞、カルシウムを骨の表面に塗ったりコラーゲン繊維を作る役割を果たしているのが骨芽細胞です。

体が成長段階にある10代頃までの若い時期は、骨芽細胞が圧倒的に優位です。しかし骨芽細胞の優位の時代は短く、そのピークは20歳前後です。そしてこれを境に、徐々に破骨細胞の方が優位になってきます。

破骨細胞と骨芽細胞は、競争するように働いていますが、破骨細胞の方が骨芽細胞よりも働きます。破骨細胞は私たちが眠っている間も働き続けますが、骨芽細胞の方は血液中にカルシウムがあふれてきたり、運動などして骨に負担がかからないと働きだしません。そのため破骨細胞の骨を壊す勢いに対抗するには、毎日の食事からカルシウムを十分に摂り、それと同時に運動を積極的にして骨芽細胞が働きやすい環境を作ることが大切です。