骨折しやすくなる

骨折しやすくなる

骨粗鬆症が進むほど骨折しやすくなります。骨粗鬆症が恐ろしいのは、高齢になってから骨折したことをきっかけに寝たきりとなるケースがよくあるからです。そのため骨粗鬆症と診断されたら、まず骨折を防ぐことが急務となります。

骨粗鬆症で起こりやすい骨折は、手首の橈骨遠位端骨折、腕のつけ根の上腕骨外科頸骨折、背骨の脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折などがあります。

同じように転んでも50代から60代の女性では、転んだ時にとっさに手の平や肘をつくことが多く、骨折の部位は手や肩のことが多いです。これに対して70歳以上の高齢者になると、尻もちをついたり、手の平や肘をつく暇もなく転ぶので、急性の脊椎圧迫骨折や大腿骨頸部骨折が多くなります。大腿骨頸部骨折の場合、治療が終わって退院した後も運動能力が半減したり、時にはそのまま寝たきりになってしまうことがあります。