食事
骨の成分としてもっとも重要なのはカルシウムです。骨の細胞では破壊と形成という新陳代謝が行われており、骨を作る細胞がカルシウムを骨に塗ることで骨が作られています。しかし、材料となるカルシウムが不充分だと骨にカルシウムを塗ることができません。
また骨はカルシウムの貯蔵庫の役割を果たしています。毎日の食事から充分な量のカルシウムを摂っていれば、血液中にカルシウムをたっぷり行き渡らせることができますが、カルシウムの摂取量が少なかったり、体内のカルシウム消化や腸の吸収率が低くなったりすると、血液中のカルシウム濃度は低くなります。そうなると、それを一定に保とうとして骨からカルシウムが排出されてしまいます。
カルシウムを充分に摂ることが最大骨量を増やして骨量減少を防ぎ、骨折を予防するのです。ただし、それだけでも不充分で、カルシウムが骨を丈夫にするために働くには、マグネシウムやビタミンDが必要となります。カルシウムの吸収率が最も良いとされるマグネシウムの摂取量は、カルシウム2に対してマグネシウム1の割合だといわれています。