体質

体質

遺伝的に骨粗鬆症になりやすい体質というものがあります。母親や祖母が骨粗鬆症と診断されたり、骨粗鬆症が原因による骨折を経験してたりすると、骨量が早く減りやすい傾向にあります。閉経後、急激に骨量が減少する人と、比較的緩やかに骨量が減る人がいますが、急激に骨量が減る人は骨が弱い体質を母親から受け継いでいる可能性が高いといえます。また母親が牛乳嫌いである家系や、もともと骨がきゃしゃな人、食べても太らない痩せ体質の人も、体質的に骨が減りやすいといわれています。

しかし、体質的に骨粗鬆症になりやすいとはいっても、そのリスクは30%程度にすぎません。さらに同じ体質を受け継いでいたにしても、若いうちから骨を強くする生活を意識して心がけたり、早めに骨量測定を受けて骨量を増やす治療を受けるようにすれば、じゅうぶん骨粗鬆症を防ぐことは可能です。

また病気があって両方の卵巣を摘出したり、出産回数が多かったり、病気治療のためにステロイド剤などを長期に使用したりした人などは、骨粗鬆症になる可能性が高くなります。しかし、このようなリスク因子のある人でも、普通の人よりもできるだけ早いうちに骨粗鬆症対策を意識し始めることで骨を丈夫にすることが可能です。